中小企業施策利用ガイドブックを読みました…。

「中小企業施策利用ガイドブックH28年度版」をじっくり読み込みました。

今頃…、という感じですが、新年度の施策を活用するための準備です。
もちろん、社員とその家族が幸せになれる、より良い会社にするためです。


施策本体部分だけで、316ページもあります。複数ページ使っている施策もあるので、少なくとも200を超える施策があるということになります。
ガイドブックだけでは、自社の業種や業務など、条件に当てはまるかどうか不明確なので、ネット検索しながら。気になる施策は、行政のサイトから資料をダウンロードして調べます。

ほんと、大変でした。

一通り調べて思ったのは…

 「やっぱり、問い合わせるのが一番」 ということ。(笑)

たとえば、「残業減らしたいんですけど」とか、「社員が介護で週1日在宅勤務(テレワーク)させたいんだけど、何か支援施策はありますか?」という、具体的な、実際の課題に照らした訊き方が良いと思います。


わが社の場合、問題解決や改善活動で「今すぐできるものは即実行」の社風なので、すでに解決してしまっていて、「この補助金、もらえたのに」なんて残念な施策がいくつもありました。

賃金テーブル改善、労働時間短縮、障害者トライアル雇用奨励金(H28.4改正で精神1人目の金額が倍増していたが、わが者の実施日がH28.3だった…)などは、正直ちょっと残念だったです。^^;
他にも、内容は今やっていることにバッチリ合う「離職率を低下させるための施策」、もありましたが、最近離職がないから使えないとか…。

小さなIT屋のわが社でも使えそうだな、という施策を、以下にメモしておきます。
よければ参考にして下さい。^^

・小規模事業者支援パッケージ事業
・少額減価償却資産の損金参入の特例
・所得拡大促進税制

・サービス産業における業務改善標準マニュアル(無料)
・経営革新支援事業(融資・信用保証特例)
・政策金融公庫インターネットビジネスマッチング(公庫利用者無料)
・職場意識改善助成金(職場環境改善コース)
・職場意識改善助成金(テレワークコース)
・特定求職者雇用開発助成金
・障害者雇用安定奨励金
・キャリア形成促進助成金(Ⅳ制度導入コース)
 ①職業能力評価制度
 ③技能検定合格報奨金制度
 ④教育訓練休暇等制度(短時間勤務制度)
・両立支援に関する助成制度
・障害者トライアル雇用奨励金
・重度障害者等通勤対策助成金
・中小企業投資促進税制

本当に使えるかわからない施策や、難易度が高い(手間がすごくかかる)ものもあります。
また、28年度終了しているものは、29年度にもあるかどうかわかりません。

ジョブカード系はかなり大変のようですが、自社の人材育成に効きそうです。

いずれにしても、もらえるものは貰う、では良くないでしょう(社会保険や税金は沢山払ってるけどね…)。体力のない会社に、改善活動を実行してもらうための支援施策であることを忘れてはならないと思います。

目的は、中小企業の経営、雇用を成長安定させるため。
働く人の幸せを考えた、より良い会社職場にするため。
国内に良い中小企業が増えれば、わが国全体が良くなるからです。

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