設立登記できたら、銀行口座だ。

法務局に設立登記申請をしたら、数日後に登記完了する。

登記できましたよという案内はなく「問題があれば連絡する。」という、合理的なやりかただ。高い印紙代を払って登記申請をしたのだから、もう少しサービス良くしてくれても、とも思うが、全部の申請に電話していたら大変だろうし、税金の節約になって良い。

私の場合は、住所の確認に1回だけ電話がかかってきた。登記を早く進めるためにも、申請書の連絡先に携帯電話番号を記載しておくことを忘れずに。
指定された日まで連絡がなければ、無事登記完了となる。

法務局に行って登記簿謄本を取ると、ちゃんと登記完了されていることがわかる。登記簿謄本は、銀行口座の開設に必要なので取っておく。銀行ではコピーしたら返してくれたので1部でも良さそうだが、念のため2部ほど取っておくと良いでしょう。

同時にしたのが印鑑証明カードの申請。申請後15分ぐらいでカードをくれる。全国的にそうなのか、愛知県だけかはわからない。早速カードを持って、印鑑証明を取る。こちらも念のため2部ほど。

登記簿謄本と印鑑証明、印鑑を持って、いざ銀行へ。
市内の便利の良い場所にある銀行に行って「法人口座を作りたいんですけど。」と言ったら、「所在地に最寄の支店でしか開設はできません。」とあっさり断られた。支店長らしき人が、今は犯罪利用されるのを避けるために口座開設をとても警戒しているのだ、と言っていた。

登記した住所である自宅付近の支店に移動し、用紙を2枚ほど書いて口座開設の手続きをした。 銀行印は実印(代表印)を使った。はっきり言って、小さな会社で実印と銀行印を分ける必要は無い。とても面倒だし、1本分のお金を節約して生かすべき。

ちなみに、代表印と角印は2本セットでネット注文した。5000円ぐらいだったかな。高価なものが欲しければ稼いで儲けてからで良いのだ。ただし、木製は欠けるので避けた方が良い。欠けたハンコは縁起が悪いし、そのために買い換えて印鑑変更するのは無駄である。黒水牛や木+樹脂加工あたりが無難かと思う。

話を戻す。口座開設の手続き後、支店長と面談があった。口座開設にあたり、本当に会社をつくるのかなどをチェックするとのこと。謄本に記載されている「目的」をベースに、どんなことを社業とするのか、将来どうしていくかなどを訊かれた。お金借りるわけじゃないのに。まあ、熱く語ってやったさ。

面接?を無事通過すると、しばらく待たされた後、その場で通帳がもらえる。キャッシュカードは後日郵送となる。

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