仮想開発環境のネットワークトラブル備忘録

implusでは、様々なOSでテスト・開発をするために、仮想マシンを使っています。
Windows10を土台にして、Windows7、Linuxなどを仮想マシンとして起動できる環境を構築しています。

仮想化ソフトウェアの不具合で、仮想マシンのネットワークがつながらなくなった対処方法をメモとして残しておきます。


■環境
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仮想化ソフトウェア : VirtualBox 5.2.22
ホストOS     : macOS Mojava
ゲストOS     : Windows10
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今回はホストOSがmacということで、ちょっと特殊な環境です。
VirtualBoxのネットワーク設定を「ブリッジアダプター」から「NAT」へ変更することで、大概問題は解決します。
ここまでならインターネットで、ちょっと検索すれば直ぐに解決策は見つかるのですが...


ゲストOSから、VPN先へアクセスしたい場合に苦労しました!

□ その1
ゲストOSにVPN設定をして接続。
。。。。。。うーーん、繋がりません^^;
VPNが通過できていないようです。


□ その2
そこで、ホストOSでVPN接続してみました。
ホストOSはVPN先のコンピューターへのアクセスは問題ありません。
しかし、ゲストOSからはVPN先のコンピューターへアクセス不可でした。

VPN側への通信が、WAN側へ流れているようで応答が返ってきません。
この辺りは、Windowsと動作が違うようですね。


□ その3
ということで、ホストOSでルートを追加。

ゲストOSでVPN先のコンピューターへアクセスできました!!

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