LANケーブルの差し口

先日営業所を移転したお客様がインターネット契約を100Mbpsから、1,000Mbpsへ契約変更されていました。

インターネットを経由して、本社のサーバーからデータを取得しているのでインターネットの速度によって業務効率が変わってきます。

しかし、契約変更をして通信速度が速くなるはずなのに以前と速度があまり変わっていないそうです。


そこで、先日訪問作業したときにネットワークの機器を調べてみました。


写真の右上のLANケーブルが差し込まれている場所が「オレンジ」と「グリーン」のランプが点灯していることが分かるでしょうか。

古い機器はこのランプがない場合もありますが、「グリーン」のランプが2つ点灯していると1,000Mbpsの高速通信ができる状態を表しています。
上の写真のように「オレンジ」と「グリーン」のランプが点灯している場合は100Mbpsまでしか速度が出せない状態を表しています。

速度が上がらなかった原因は、古い規格のLANケーブルを使用していたことでした。
ケーブルを変えて通信速度を測ると2倍以上になり、速度UPを体感できるまでになりました。

LANケーブルの差し口にランプが2つ点いている場合は簡単に確認できるので、ちょっとした調整だけで快適な環境を手に入れることができるかもしれません。

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