花粉が多い時間、少ない時間

写真はスギの雄花です。スギやヒノキといった針葉樹は雄花と雌花に別れていて、どちらも花とはいいますが一般に思い描くあの花とはまったく趣が異なります。強風が吹くとここから周囲が黄色くなるほどの花粉が…。

この時期の日本人の怨敵、スギ・ヒノキ花粉が今年もまた攻勢をかけてきています。今年は地域によりばらつきが大きいようですが、名古屋は去年よりも多いようです。スギやヒノキは生物として当然のことをしているだけなのですが、こちらとしてはたまらない。

さてそんな花粉ですが、実は時間帯によって飛ぶ量が結構異なるようです。花が咲いて花粉が飛び始めるのは朝なのですが、山から街に飛んでくるまでタイムラグがあるため、最も多くなるのが昼前後、そして2回目のピークが日暮れの時間帯になるそうです。2回目のピークは一度地面に落ちた花粉が、通勤ラッシュによって舞い上がることが原因の一つとして挙げられています。

山にスギを大量に植林したのが人なら、花粉を舞い上げているのもまた人という…。花粉症は人災の最たる例の一つかもしれませんね。

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