色々なSSD

 

SSDが普及して随分経って、起動ドライブや頻繁に使うアプリは必ずSSDに入れるようになりました。さらにSSDの中でもM.2接続のものへの移行が進んでいて、もうSATA接続のSSDの方が高い場合も出てきているようです。だいたいの場合、写真のように板状のものがM.2接続、箱型のものがSATA接続です。

このM.2SSDはSATAよりも転送速度が大幅に早い…ものが多いのですが、実はSATA接続と同じくらいの速度しか出ないものもあります。これは通信に用いる規格の違いによるもので、M.2スロットに挿すけれどもSATA接続で動くため、相応の速度しか出せません。

ちなみにこのSATAという規格はUSB3.0よりも最大転送速度が遅いので、内蔵SSDよりも外付けSSDの方が速い…なんてことが起こったりもします。

めちゃくちゃ速いM.2 SSDなのですが、実は色々と欠点があったりします。まずは古いマザーボードでは対応していないこと、そしてM.2スロットがあってもマザーボードに挿している拡張ボードが多すぎたり他のM.2スロットが埋まっていると使えなかったり、酷使すると熱が出たり。特にスロットに挿して使えない場合はよくよく調べないと解決できないことが多いので大変です。

ゲーミング用途などで特別速度が求められるのでなければ、SATA接続の箱型SSDならだいたい動くので安心です。実はSSDも用途によって使い分けるのが大切なパーツなのです。サラマンダーやリューサンとは比較にならないほど速いSSDなのですが、彼らにも色々あるんですね。

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