昔のマウス

 昔の開発環境の話でマウスの話題が出ていたので、ふと部屋の奥から昔のマウスを引っ張り出してきました。

こちらはSHARPのX68000というPCで使用されていたマウスで、ぎりぎり昭和の終わり頃のものです。ボタンはもちろんまだ2つですし、ホイールもありません。

当然、光学式ではなく、ボールの回転で動かす機械式のものです。

この時代にも光学式のマウスは存在はしていましたが、専用の格子の描かれたマウスパッドの上でしか動作しませんでしたし、なんといっても高価でしたので、一般的ではありませんでした。

ところで、このマウスはちょっと面白い機能がついています。ボールの上にM・Tという切り替えスイッチがあって、このスイッチを「T」側に切り替えて、ふたを外すと、


小型のトラックボールとして使うことができます。もっとも、このギミックのためかマウスとしての使い勝手が良いとは言い難く、専らトラックボールとして使用していることの方が多かったように思います。

ソフトウェアもハードウェアも、昔と比べてどんどん使いやすいものに進化していますね。

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