サーバーが勝手にシャットダウンする

小規模向けのサーバー「Windows Server Essentials」は、25ユーザーまではCALが不要のサーバーです。

ライセンス上の使用要件があり、違反しているとサーバーがシャットダウンされるようになります。


旧OSバージョンの「Essentials」は、OSセットアップ中に要件を満たす作業が行われるのですが、新OSバージョンでは、OSセットアップ後にWindowsを操作して続きの設定を行わなければいけません。

あるお客様で使用要件の設定が不足していたことに納品後に気付いて再設定を行いましたが、シャットダウンする現象が発生するようになっていました。


何が問題なのか、使用要件のことばかり頭にあったのですがログをじっくりと確認すると、何やらユーザーアカウントが多すぎるというメッセージがありました。


次にユーザーの一覧を確認すると、通常のバソコンユーザー以外に「SQL~」というユーザーが20個(!?)追加されていました。


SQL Server インストール時に含まれた「Rサービス」というもののユーザーのようです。

意識せずに作られてしまったユーザーですが、20ユーザーという多い数。

しかも25ユーザーのカウントに含まれる...ソフトが必要とするユーザーなのに何で???


特に必要としているユーザーではないので、念のため少しだけ残してあとは削除。

無事に、勝手にシャットダウン問題を解決することができました。

めでたしめでたし。

このブログの人気の投稿

技術メモ「503 Service Unavailable」

『ネットワークドライブ』のトラブル

グーグルグループのメーリングリストの返信先が個人になってしまう