古紙と禁忌品
持続可能な社会をつくるため、『廃棄物ゼロ化』に向けて、1度使われた紙(古紙)を資源として有効利用できるように分別を始めました。
紙の原料は木材です。古紙を可燃ごみとして捨てしまうのは資源を消費していることであり、大げさな言い方かもしれませんが森林資源を浪費していると言い換えることができないでしょうか。
見方を変えれば、古紙をリサイクルすることは、浪費される木材を削減することにつながり、森林資源の持続可能な利用の貢献活動であるとも言えます。
資源として分別する際に、この紙はリサイクルできるものか調べてみると、リサイクル原料にできない異物(禁忌品)が多々あることを知りました。
例えば「臭いのついた紙」「圧着はがき」「感熱紙」「新聞折込チラシ、雑誌、カタログに付随したサンプル類」など、これらものもは禁忌品であり、リサイクルできません。
せっかく分別した労力を無駄にしないためにも『資源化できる紙』だけでなく、『禁忌品』に何があるか知識をつけることも大切です。