Excelを開こうとするとエラーメッセージが表示される

お客様からサーバーにあるExcelやWordを開こうとすると「十分なメモリまたはディスク領域がないため、MicrosoftExcelはこれ以上ドキュメントを開いたり保存したりできません」
とメッセージが表示されると問い合わせがありました。


以前、ディスク容量が不足したことのあるお客様でしたので、心配しながら現状確認をしてみると、メモリ使用量やディスク容量に問題はありませんでした。


他に原因があるのかと調べてみると保護バーの不具合らしき情報を見つけました。


ネットワーク上にあるファイルやメールで受信したファイルを開く際に表示している保護バーの不具合で、WindowsUpdateの既知の問題でした。


【対策方法について】

1.Excelを新規で開き、ファイルタブを選択

2.オプションを表示

3.左タブのセキュリティセンター(トラストセンター)を選択し、セキュリティセンターの設定(トラストセンターの設定)ボタンを押下

4.左タブの「保護されたビュー」を選択し、3点のチェックを外します。

インターネットから取得したファイルに対して、保護されたビューを有効にする

安全でない可能性のある場所のファイルに対して、保護されたビューを有効にする

Outlookの添付ファイルに対して、保護されたビューを有効にする




設定変更後、開けなかったファイルを開くとエラーは表示されず開くことができました。Wordも同様の設定で開けくことができたようです。


また、手間にはなりますがネットワーク上のファイルであれば、操作するパソコン上にファイルをコピーして作業することで、エラーメッセージは表示されず編集はできるようです。


もしお困りの方がいらっしゃいましたら、お試しください。



次回のWindowsUpdateでは、修正対応されているかな。

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