木造住宅は電波の通りが悪い?

 


ノートパソコンだけでなく、スマホやゲーム機なんかも無線で通信する時代になって久しいですが、今回はその通信に使う電波のお話です。

普段通信に使っている電波は、ざっくり分けると2種類あります。だいたいの街ならどこでも使えるけど速度が遅くて通信料がかかるモバイル通信系と、主に建物の中で使う、速度が早くて使い放題の無線LAN(wifi)です。

僕の自宅では2Fの隅のルータからwifiを飛ばしているのですが、どうも1Fのキッチンに来ると通信がぶつ切れになって調子が悪い。機器の故障かと思ってルータを交換してみましたが、改善しませんでした。

何が悪いのか調べてみると、どうも木造建築、特に古い建物だと、電波が水分や木材などに吸収されて届きにくくなるようです。wifiで使っている2.4GHzの電波は、電子レンジで食品に放射している電波と同じ周波数帯なので水分によく吸収されるのだとか。

もちろん、wifiが発する電波は微弱なものなので、これで暖を取ったり卵を爆発させたり、過去にメールを送信することはできません。

このブログの人気の投稿

技術メモ「503 Service Unavailable」

グーグルグループのメーリングリストの返信先が個人になってしまう

『ネットワークドライブ』のトラブル