野生のアガベ
先日の出張中、工業地帯を流れる川沿いで、思わず目を引く植物を見つけました。
「アガベ」です。
アガベはメキシコなどの乾燥地帯を原産とする多肉植物で、日本では「リュウゼツラン」とも呼ばれています。
乾燥に強く、観葉植物としても人気の植物です。
植物園やガーデン施設で管理された大株なら珍しくありませんが、こんな場所に勝手に生えて、ここまで立派に育っているのは初めて見ました。
コンクリートに囲まれて水はけがよく、夏はカラカラに乾くこの場所。
アガベからすれば、故郷の乾燥地帯に少し近い環境なのかもしれません。
アガベは一生に一度だけ、数メートルにもなる巨大な花茎を伸ばして花を咲かせ、その後に生涯を終えると言われています。
正確な樹齢こそ分かりませんが、大きさから考えると10年ほど育っているのではないでしょうか。
リュウゼツランは環境によって10〜30年ほどで開花すると言われていています。
この株は、まだロゼットが比較的コンパクトで、中心部も若々しく見えるため、まだまだ成長途中なのかもしれません。
― S.N.
