忙しさ、作ってませんか?
仕事をしていると、ちょっとした待ち時間がもったいなく感じることがあります。
例えば、AIにプログラミングを依頼している間に、別案件の動作テストを始める。
一見すると効率的ですが、これが思ったほど効率的ではないことがあります。
プログラミングが終われば、動作テストを中断して、プログラムコードを確認し、また動作テストに戻る。
すると、さっきまで考えていたことを思い出すのに時間がかかったりします。
その結果、思い違いや作業漏れが起こり、待ち時間を有効活用したつもりが、かえって時間を使ってしまうことがあります。
「怠惰の嫌悪(Idleness aversion)」という考え方があります。
これは、何もしていない状態を避けようとする傾向のことです。
人は、何もしていない時間を無駄に感じたり、手持ち無沙汰な状態を避けようとすることがあるそうです。
その結果、必要以上に仕事を詰め込み、知らないうちにマルチタスクを生み出してしまいます。
特にプログラミングでは、AIに作業を任せている間も、頭の片隅では任せた仕事のことを考えています。
そこに別の仕事を始めると、それぞれの案件を行ったり来たりすることになり、思考の切り替えによる負担が増えていきます。
空き時間を埋めることと、仕事を早く終わらせることは同じではありません。
「この時間がもったいない」と感じたとき、何もしないことに耐えられず、無理に仕事を入れようとしているだけなのか、一度、客観的に考えてみることも大切なのだと思います。
効率よく仕事をしているつもりでも、実は自分で忙しい状況を作り出しているかもしれない。
そう気づくことができれば、必要以上に仕事を詰め込まず、少し心に余裕を持って仕事に取り組めるのではないでしょうか。
