沈黙のファイル
あるお客様から、生産管理システムのサーバーが不安と連絡を受けて調査をしたところ...
なんと! 通常、数MBのファイルが、1万倍近くの120,000MBに肥大化していました。
原因を発見したときに一瞬頭をよぎったのは、肝臓や膵臓。
表向きはなんの前兆もなく、内部ではファイルサイズが徐々に肥大化して行き、ある日突然データベースが停止していました。
しかし、サーバーを再起動すると問題なくデータベースが再稼働して、限界まで機能を果たそうと頑張って動作してくれていたようです。
今回は、たまたま2度再起動しなければ復旧できなかったことが問題を見つける切っ掛けとなりました。
臓器と違い「気が付いた時には取り返しがつかなくなっていた」ということはなく復旧は可能であり、不要なデータを切り捨てて経過観察することになりました。
健康を保つのも、安定稼働をさせるのも、定期的なメンテナンスは必要ですね^^)b