仮想開発環境のネットワークトラブル備忘録3

 以前書いた仮想化ソフトウェア「VirtualBox」のネットワークトラブルの続きです。


前回は[ゲストOS]から外に出るための解決手順を書きました。

"VPN接続しながら"と言う所がポイントですが、下記の通信までできるようになりました。


[ゲストOS] ┬→ [VPN先]

       ├→ [VPN先]  ─→ インターネット

       └→ [ホストOS]


[ゲストOS] ←┬ [VPN先]

        └ [ホストOS]



しかし、下記のアクセスについては後日に持ち越していました。


[ゲストOS] ←┬ [ホストOS] ←─ [スマホ]

        └ [ホストOS] ←─ [別PC]




と、前置きが長くなりましたが解決編です。



図解することで解決方法は見えてきます。

[ホストOS]側にポートフォワーディングを設定をすれば良いのです。

設定手順は様々ですが、今回は仮想化ソフトウェアの設定で簡単にポートフォワーディングを設定しました。


VirtualBoxの設定画面から、ネットワーク > 高度 > ポートフォワーディングを開きます。


[ゲストOS]へ転送したいポートを設定するだけで完了です!


サンプルの画像は、WEB、SMB、SQL Serverを外部から接続するための設定です。

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