仮想開発環境のネットワークトラブル備忘録2
以前ホストOS(mac)で「仮想化ソフトウェアの不具合で、仮想マシンのネットワークがつながらなくなった対処方法」を書きましたが、今回はホストOS(Windows)で同じ問題が発生したため対応メモを残しておきます。
<状況確認>
■環境
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仮想化ソフトウェア : VirtualBox
ホストOS : Windows10
ゲストOS : Windows7、Windows10
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ゲストOSのネットワークを「ブリッジ」にすると、IPアドレスが取得できずインターネットに繋がりません。
ゲストOSのネットワークを「NAT」にすると、IPアドレス取得、インターネット接続ともにOK
ゲストOSはWin7、Win10と2つイメージがあったため、双方で確認するとどちらも同じ状況です。
そこで、ホストOS側に問題があるだろうと当たりをつけました。
<調査編>
仮想ネットワークドライバに影響を与えるソフトをホストOSにインストールすると「ブリッジ」接続できなくなる問題が起きることがあります。
そこで仮想ネットワークドライバを再インストールすべく、仮想ソフトウェア(VirtualBox)の修復セットアップをしましたが状況は変わらず。
仮想ソフトウェアをアンインストールし、再インストールしましたがそれでもNG
<解決編>
しばらく調査を続けましたが「ブリッジ」接続できないという根本的な問題は解決できず、対処療法として「NAT」利用することにして、「NAT」利用時の障害を取り除く対処へ切り替えました。
「NAT」を利用することで、インターネット接続はOK
ゲストOSからのVPN接続もOK
しかし、VPN接続中はホストOSにアクセスできない問題が発生します。
ゲストOS側の通信が全てVPN側に流れていたため、ゲストOSのルーティングを設定することで回避しました。
別PCやスマホから、ゲストOSにアクセス...NG
ホストOS側の設定でアクセス可能になると思いますが、復旧作業に時間が取れず今回はココまで。
いずれまた解決編をアップします。