変わらないパターンが見えてきた
自宅の4か所に温湿度計を設置してから、178日が経過しました。
4か所で1分ごとに記録を続けた結果、データ件数は100万件を突破しました。
連日の酷暑日では、ベランダの温度は直射日光が当たる時間帯に50℃近くまで上昇します。人の目は、どうしてもこうした目立つ変化に注目しがちです。
このような異常値は、設備の異常や環境の変化を検知する上では重要な情報になります。
一方で、データ全体の傾向を分析する場合は、異常値だけに注目すると本来の特徴が見えにくくなることがあります。
今回AIにデータ分析させてみたところ、AIが重視したのは極端な値ではなく、178日間にわたって繰り返し現れる変化のパターンでした。
大量のデータからノイズの影響を抑えながら共通する特徴を抽出することで、人の目では気付きにくい傾向を見つけていました。
異常値を検知することと、ノイズの影響を受けずに全体の傾向を分析することは、どちらもデータ分析では重要な役割です。
100万件というデータ量になったことで、その違いを実感することができました。
データ分析にAIを活用することで、人では見落としてしまうような「変わらないパターン」を発見できる可能性があります。
大量のデータを扱うほど、その価値は大きくなると感じました。
― S.N.
