Windows11 メモ帳のあれこれ1

Windows11のメモ帳には、編集ファイルに対して、「自動保存」と「ファイルの保存」の2つがあります。

「自動保存」は、使用しているアプリ内で変更内容が保存されるもの

「ファイル保存」は、ファイルそのものに変更内容が保存されるもの

です。


Windowsのメモ帳もバージョンが新しくなるに連れ、自動保存の機能が追加されました。


先日、弊社のユーザーでシステムの設定ファイル変更していただいたにもかかわらず、うまく動かないという問い合わせ対応を行いました。


設定ファイルを開いて見せていただいても問題はなく、間違ったファイルを変更していないかといろいろ確認していく中で設定ファイルの日付が変わっていないことに気付きました。


「自動保存されていた」だけで、「ファイル保存されていなかった」というわけです。


Windowsアップデートの内容は知ろうと思わなければ何が変わったかを知ることはありません。

多くのユーザーは気にせず使用しているのではないでしょうか。

いろいろなアプリで一般的になりつつある自動保存は、きちんと理解していない人にとってはトラブルの元になりそうです。


ちなみに、きちんと保存操作を行う以前の方法にするには、下記設定を行います。

1.メモ帳を起動し、右上の設定(歯車アイコン)をクリックする

2.「起動時の設定」→「メモ帳の起動時」を展開→「新しいセッションを開始し未保存の変更を破棄」を選択する


自分の使いやすい設定にしておきましょう。



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